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名刺発注のSDGs対応|環境に配慮したエコ名刺の選び方

「SDGsに取り組んでいます」と言いながら、名刺は毎回大量に刷って余らせていませんか?——環境配慮が企業の標準になりつつある今、名刺の発注方法にも見直しの目が向けられています。

本記事では、名刺発注における環境負荷の実態と、エコ名刺の選択肢、そして最も効果的な環境対策としてのオンデマンド印刷について解説します。

SDGs時代、名刺にも環境配慮が求められる理由

名刺発注における紙の消費と環境負荷のイメージ

2015年に国連で採択されたSDGs(持続可能な開発目標)。多くの企業がCSRレポートやWebサイトでSDGsへの取り組みを発信するようになりました。しかし、身近な業務に目を向けると、改善の余地がまだ残っているケースが少なくありません。

名刺は企業の顔であると同時に、紙資源を消費する印刷物です。全国の企業が年間に消費する名刺の枚数は膨大であり、その製造・配送・廃棄にはそれなりの環境負荷がかかっています。取引先やパートナーから「この企業は細部まで環境に配慮している」と評価されるためにも、名刺発注の見直しは有効な一手です。

名刺発注における3つの環境負荷

名刺発注が環境に与える影響は、大きく3つに分類できます。

負荷の種類 内容 影響度
紙の消費 名刺用紙の製造に木材パルプ・水・エネルギーを使用
余剰廃棄 人事異動・退職で使えなくなった名刺の廃棄
配送のCO2 印刷工場から各拠点への配送で排出されるCO2

特に問題なのが「余剰廃棄」です。「まとめて発注した方が単価が安い」という理由で100枚・200枚単位で発注し、人事異動や組織変更で役職・部署名が変わると、まだ残っている名刺はすべて廃棄されます。この繰り返しが年間を通じて積み重なると、無視できない量の紙資源が無駄になっています。

ポイント: 名刺1枚の環境負荷は小さくても、企業全体・年間で見ると「紙の消費」「余剰廃棄」「配送CO2」が積み重なり、無視できない環境コストになっています。

エコ名刺の選択肢|再生紙・植物性インク・FSC認証紙

エコ名刺の素材・インクの選択肢

環境に配慮した名刺を作るには、素材やインクの選択肢を知っておくことが大切です。代表的なエコ名刺の種類を紹介します。

再生紙名刺

古紙パルプを配合した再生紙を使用する名刺です。古紙配合率が高いほど環境負荷は低くなりますが、紙の白さや手触りに若干の違いが出ることもあります。近年は技術の進歩により、バージンパルプとほぼ遜色ない品質の再生紙も増えています。

FSC認証紙名刺

FSC(森林管理協議会)認証を受けた森林から生産された紙を使用する名刺です。適切に管理された森林の木材を原料としているため、森林保全に貢献できます。FSCロゴを名刺に印刷することで、環境への取り組みをさりげなくアピールすることも可能です。

植物性インク(ベジタブルインク)

石油系溶剤の代わりに大豆油やその他の植物油を使用したインクです。VOC(揮発性有機化合物)の排出量が少なく、環境負荷を軽減できます。発色もよく、通常のインクと比較して品質面での差はほとんどありません。

選択肢 メリット 注意点
再生紙 古紙をリサイクル、資源循環に貢献 白色度や質感が異なる場合あり
FSC認証紙 森林保全に貢献、ロゴ表示可能 対応している印刷会社が限定的
植物性インク VOC排出削減、発色良好 一部の特殊色に非対応の場合あり
ご注意: エコ素材の選択だけでは、余剰廃棄の問題は解決できません。再生紙で印刷しても、使わずに廃棄すれば環境負荷はゼロにはなりません。

最も効果的な環境対策は「オンデマンド印刷」

オンデマンド印刷による廃棄ゼロのイメージ

エコ素材の選択は確かに重要ですが、名刺発注における環境対策として最もインパクトが大きいのは「必要な分だけ、必要なときに印刷する」オンデマンド方式です。

従来の大量発注とオンデマンド印刷の環境負荷を比較してみましょう。

比較項目 従来の大量発注 オンデマンド印刷
余剰廃棄 異動・退職のたびに発生 必要分のみ印刷で実質ゼロ
紙の消費量 バッファ含め多めに発注 使う分だけ消費
在庫保管 保管スペース・管理コストが必要 在庫不要
環境負荷 高い 大幅に低減

オンデマンド印刷の最大のメリットは「廃棄ゼロ」を実現できることです。100枚まとめて刷った名刺のうち、実際に使い切る前に異動で使えなくなる——という無駄がなくなります。これは再生紙やFSC認証紙を使うよりも、環境負荷の削減効果が大きい場合がほとんどです。

ポイント: エコ素材の名刺を大量に刷って余らせるより、通常の用紙でも必要な分だけ印刷する方が、トータルの環境負荷は低くなります。「廃棄を出さない仕組み」が最大の環境対策です。

マイ名刺bizの環境配慮|小ロット発注とコンビニ受取

マイ名刺bizは、環境配慮の観点からも効果的な名刺発注を実現するクラウド型サービスです。

小ロット発注で余剰ゼロ

マイ名刺bizでは、最小100枚からの小ロット発注が可能です。「今月の展示会用に100枚」「新入社員の配属先確定後に必要枚数だけ」など、必要なタイミングで必要な枚数だけ発注できるため、余剰在庫が発生しません。人事異動や組織変更があっても、廃棄される名刺はゼロです。

コンビニ受取で配送CO2を削減

マイ名刺bizでは、全国のコンビニで名刺を受け取ることができます。印刷工場から各拠点への個別配送が不要になるため、配送にかかるCO2排出を削減できます。営業先の近くのコンビニで受け取ることも可能で、利便性と環境配慮を両立します。コンビニ名刺の仕組みについては「コンビニで名刺を即日印刷する方法」で詳しく解説しています。

クラウド管理でペーパーレス化

名刺のデザインデータや発注履歴はすべてクラウド上で管理されます。紙の発注書やFAXでのやり取りが不要になり、業務プロセス自体のペーパーレス化にもつながります。テンプレート管理やセルフ発注の仕組みについては「名刺発注DX完全ガイド」もご参照ください。

SDGs対応を社内外にアピールする方法

環境配慮型の名刺発注に切り替えたら、その取り組みを積極的にアピールしましょう。

  • 名刺の裏面に環境配慮の記載:「この名刺はオンデマンド印刷で余剰廃棄ゼロを実現しています」などの一文を記載
  • CSRレポート・サステナビリティレポートへの掲載: 名刺発注方法の改善も立派な環境活動として報告可能
  • 社内への啓蒙: 名刺のエコ発注をきっかけに、他の印刷物や備品発注の見直しにもつなげる

SDGsの目標12「つくる責任 つかう責任」、目標13「気候変動に具体的な対策を」、目標15「陸の豊かさも守ろう」に直接関連する取り組みとして、名刺発注の環境配慮を位置づけることができます。

よくある質問(FAQ)

Q. エコ名刺にすると印刷品質は下がりますか?

再生紙やFSC認証紙でも、近年は品質が大幅に向上しています。ビジネスで使用する名刺として十分な品質を確保できます。ただし、紙の白色度や手触りに若干の違いが出る場合があるため、事前にサンプルで確認することをおすすめします。

Q. 小ロット発注だと単価が高くなりませんか?

1枚あたりの単価は大量発注より多少高くなる場合がありますが、余剰廃棄のコストがゼロになるため、トータルコストではむしろ安くなるケースが多いです。環境負荷とコストの両方を削減できます。詳しくは「名刺発注コスト最適化ガイド」をご覧ください。

Q. コンビニ受取は全国どこでも利用できますか?

マイ名刺bizのコンビニ名刺印刷は、ファミリーマート・ローソン・ミニストップのマルチコピー機に対応しています。出張先や営業先の近くのコンビニでも受け取れるため、配送を待つ必要がありません。

Q. SDGsの取り組みとして名刺発注の改善は効果がありますか?

名刺単体の環境負荷は大きくありませんが、「身近な業務から見直す」姿勢が社内外への強いメッセージになります。名刺をきっかけに封筒・カタログなど他の印刷物の見直しにつなげることで、全社的な環境活動に発展させることが可能です。

まとめ

SDGs時代において、名刺発注にも環境配慮が求められています。再生紙やFSC認証紙、植物性インクなどのエコ素材を選ぶことも重要ですが、最も効果的な環境対策は「必要な分だけ印刷して廃棄をゼロにする」ことです。

マイ名刺bizなら、小ロット発注で余剰ゼロ、コンビニ受取で配送CO2削減、クラウド管理でペーパーレス化と、3つの環境配慮を同時に実現できます。初期費用・月額基本料は0円で導入いただけますので、まずは資料ダウンロードからご検討ください。お申し込みページからすぐに始めることも可能です。

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